読まれやすいブログタイトルをAIに考えてもらう方法
ブログ記事を書くとき、意外と悩むのがタイトルです。本文は完成しているのに、どんなタイトルを付ければよいかわからず、何度も考え直した経験はないでしょうか。
ブログのタイトルは、読者が記事を読むかどうか判断するための重要な要素です。内容が充実していても、タイトルから魅力が伝わらなければ、記事を開いてもらえない可能性があります。
そこで役立つのがChatGPTなどの生成AIです。記事の内容や読者層を伝えるだけで、さまざまなタイトル案を短時間で作れます。
今回は、AIを使って読まれやすいブログタイトルを考える方法を、具体的な指示文や修正例とともに紹介します。
1.読まれやすいブログタイトルの特徴
AIにタイトルを考えてもらう前に、どのようなタイトルが読者の興味を引くのか知っておきましょう。
特に意識したいのは、次の4つです。
- 内容がわかる: 記事を読むと何がわかるのか伝わる
- 読者が明確: 初心者向け、社会人向けなど対象が想像できる
- 具体性がある: 方法、手順、事例などが示されている
- 読みやすい: 長すぎず、一目で意味が理解できる
例えば、AIについて書いた記事に「便利なAIについて」というタイトルを付けても、何が書かれているのかわかりません。
一方、「初心者でもできる!ChatGPTでメールを作成する方法」なら、対象読者と記事の内容が明確です。
目立つ言葉を並べることより、読者が知りたい情報をわかりやすく伝えることが大切です。
2.AIに依頼する前に記事の情報を整理する
AIに「ブログのタイトルを考えて」とだけ頼んでも、一般的なタイトルしか出てこないことがあります。
より適切な案を作るには、次の情報を伝えると効果的です。
- 記事のテーマ
- 想定する読者
- 記事で紹介する内容
- 読者が解決したい悩み
- タイトルの雰囲気
例えば、仕事でChatGPTを使いたい初心者向けに、メール作成の手順を紹介する記事なら、その情報をそのままAIに伝えます。
記事本文が完成している場合は、本文を渡してタイトルを考えてもらう方法もあります。長い記事なら、見出しと要約を渡すだけでもよいでしょう。
3.AIにタイトルを考えてもらう基本の指示文
実際にChatGPTなどに入力する指示文を紹介します。
プロンプト例
以下の条件で、ブログ記事のタイトルを10個考えてください。
テーマ:ChatGPTを使ったメール作成方法
想定読者:仕事でAIを使ってみたい初心者
記事内容:ChatGPTへの指示の出し方、メールの作成例、文章を確認する際の注意点
条件:
- 記事の内容が一目でわかること
- 初心者にも親しみやすい言葉を使うこと
- できるだけ30文字前後にまとめること
- 大げさな表現や不自然なカタカナ語を避けること
- 異なる切り口のタイトルを提案すること
このように条件を指定すれば、記事の目的に合った案が出やすくなります。
文字数は30文字前後を一つの目安にできますが、必ず守るべき決まりではありません。スマートフォンでの表示や記事の内容も考慮し、必要な情報を優先しましょう。
4.タイトルの切り口を変えて複数作ってもらう
最初に出てきたタイトルを、そのまま採用する必要はありません。
AIの利点は、同じ内容でも異なる切り口から案を作れることです。
例えば、ChatGPTを使ったメール作成の記事なら、次のようなパターンが考えられます。
① 方法を伝えるタイトル
「ChatGPTでビジネスメールを作成する方法」
何が学べる記事なのか、直接伝える形です。操作手順や使い方を説明する記事に向いています。
② 初心者向けのタイトル
「初心者向け!ChatGPTでメールを書く基本手順」
AIを使い始めたばかりの人に、記事の対象者が伝わります。
③ 悩みを解決するタイトル
「メールの文章に悩んだら?ChatGPTで下書きを作るコツ」
読者が普段感じている困りごとを入口にする方法です。
④ 数字を使ったタイトル
「ChatGPTでメールを書くときの5つのコツ」
記事のポイント数を示すことで、内容を把握しやすくなります。ただし、本文で実際に5つ紹介していることが前提です。
⑤ 具体例を強調するタイトル
「ChatGPTのメール作成例とそのまま使える指示文」
実例や指示文を求めている読者に向いています。
このように、同じテーマでも伝わる印象は変わります。
AIには「初心者向けを5個、悩み解決型を5個」など、種類を分けて提案してもらうのもおすすめです。
5.検索されやすい言葉も意識する
検索エンジンからのアクセスを増やしたい場合は、読者が検索しそうな言葉をタイトルに含めることも重要です。
例えば、ChatGPTでメールを作る方法を探している人なら、「ChatGPT メール 作成」「ChatGPT ビジネスメール 書き方」といった言葉で検索するかもしれません。
AIには次のように依頼できます。
この記事を探す読者が検索しそうなキーワードを10個挙げてください。その後、主要なキーワードを自然に含むブログタイトルを5個作ってください。
ただし、AIが提案したキーワードが実際によく検索されているとは限りません。
検索回数などを確認したい場合は、Googleキーワードプランナーなどのツールを利用しましょう。
また、キーワードを詰め込みすぎると不自然になります。検索対策よりも、まず読者に意味が伝わることを優先してください。
6.AIが作ったタイトルの不自然さを修正する
AIのタイトル案には、少し大げさだったり、宣伝文句のように見えたりするものもあります。
例えば、次のような表現です。
修正前:
「AIを最大限に活用!革新的なアプローチで文章作成を劇的に効率化する究極の方法」
修正後:
「AIで文章作成を効率化する5つの方法」
修正前は目を引く言葉が多いものの、具体的な内容がわかりにくくなっています。
「革新的」「劇的」「究極」「完全攻略」「知らないと損」といった強い表現は、記事の内容に見合うか確認しましょう。
また、AIは不要なかぎ括弧やカタカナ語を使うこともあります。
そんなときは、次の指示が役立ちます。
タイトルを自然な日本語に修正してください。大げさな宣伝表現、不要な「」、抽象的なカタカナ語を減らし、一般の人が普段使う言葉にしてください。
AIが作ったタイトルは完成品ではなく、修正するための候補と考えるとよいでしょう。
7.複数の候補をAIに比較してもらう
タイトルをいくつかに絞ったら、AIに比較してもらう方法もあります。
例えば、次のように依頼します。
以下の5つのブログタイトルを比較してください。
評価する項目は、内容のわかりやすさ、初心者への親しみやすさ、具体性、検索キーワードとの関連性です。
それぞれの長所と改善点を説明し、最も適していると思うタイトルを一つ選んでください。
自分では気づかなかった言葉の重複や、わかりにくい部分を見つけるきっかけになります。
ただし、AIによる評価は予測であり、実際のクリック率を保証するものではありません。
記事を公開した後は、Google Search Consoleなどで検索結果への表示回数やクリック率を確認できます。表示されている検索語句なども参考に、必要ならタイトルを見直しましょう。
8.最後は記事の内容と一致しているか確認する
クリックしてもらうことだけを考えて、本文にない情報をタイトルに入れるのは避けましょう。
例えば、初心者向けの基本的な説明しかない記事に、「プロだけが知る裏技10選」と付けると、読者の期待を裏切ってしまいます。
タイトルを決める前には、次の点を確認します。
- 記事に書かれている内容と一致しているか
- 読者が知りたいことを具体的に示しているか
- 不自然な表現や過剰な宣伝文句がないか
- スマートフォンでも読みやすい長さか
- ほかの記事と区別できる特徴があるか
AIが一番よいと評価したタイトルより、自分で読んでわかりやすいと感じるタイトルのほうが適している場合もあります。
まとめ
生成AIを使えば、ブログタイトルをゼロから一人で考える必要はありません。
記事のテーマや読者層を伝え、異なる切り口で複数の候補を出してもらいましょう。その後、不自然な言葉を修正し、本文との一致を確認することで、より伝わりやすいタイトルに近づけられます。
大切なのは、派手な言葉で目立たせることではなく、読者が求めている情報を正確に伝えることです。
次にブログを書くときは、AIに10個ほどタイトルを考えてもらい、その中から自分の文章に合うものを選んでみてはいかがでしょうか。
